今回の防災講座には、雨で足元が悪い中で26名の方に参加いただきました。(保護者:7名 子供:16名 町内自治会長:3名)子育て世代の方々、子供、地域住民で災害発生時に大切な、「心のつながる防災」を考えることが本講座の趣旨となります。
参加している保護者さんや子供たちにリラックスしながら講座を受けていただく為に、まずはコミュニケーション。子供たちも、簡単な手遊びで今回の講師 水野さんともすぐに打ち解けてくれました。緊張感もほぐれたところで、被災時の非常食として活躍するアルファ米を使っておにぎりを作る準備です。アルファ米に親子でお湯をいれて炊きあがりを待ちます。このときに、被災時にはお水でもアルファ米は作れることや作る前に確認することなどを学びました。
「地震がおきたらどうなっちゃう?」を様々な場面で子供たちにイメージする力を身につけるために紙芝居を行いました。平常時と地震発生時での環境や状況の変化で、普段気にしていないモノなどが、危険な凶器になってしまうことなど、災害時のイメージをする力を身につけることで自らの身を守れる大切さを学びます。また、保護者には災害発生時の子供を守りながら自身の身も守る為の姿勢を伝えて参加者で実践も行いました。
やまなみこども園の先生と一緒に、熊本地震発生時を写真を見ながら振り返りました。今回、本講座の会場としてお借りしたやまなみこども園のくじらホールは被災時に保護者や地域住民に開放し、全国から集まった支援物資も必要な方がいればどなたにでも支給されています。私設運営をされているやまなみこども園の方々と地域との繋がりや、助け合いの精神を学ぶことが出来ました。
炊きあがったアルファ米で、参加者皆さんでおにぎりをにぎりました。にぎったおにぎりを、保護者からお子さんへ、またはお子さんがお友達に手渡してみんなでいただきました。被災時に自分のことだけでなく、困っている方や助けが必要な方へてを差し伸べる心を学びます。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
熊本市地域政策課TEL.096-328-2031chiikiseisaku@city.kumamoto.lg.jp
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